2012年8月2日木曜日

貝瀬先生講演会「深大寺と白鳳期の仏像」開催!








BAC8月定例会は貝瀬先生の講演会。 30名の皆さんが集まり、会場は
大盛況でした。さすが貝瀬先生! テーマは「深大寺と白鳳期の仏像」。

深大寺と言う名前の由来や秘仏・深沙大将の像が祀られる経緯など、伝説
となった物語を知りました。「忿怒相、左手に蛇、髑髏を貫いて瓔珞とする」
とはどんなに薄気味悪い姿だろうか。この恐ろしさがいいのでしょうか。

また、法相宗から天台宗へ変わったこと、更には、ご本尊が釈迦如来から
阿弥陀如来へと変わって行ったことは時代を反映したことでしょうし、また
仏教が庶民に浸透していったことを感じました。

厄除元三大師(角大師)については、ぜひ、ご尊顔を一度は拝ませて頂きた
いと思いました。深沙大将、元三大師といい、深大寺では秘仏で見た目が
こわい仏さまが重なっています。

元三大師⇒厄除け⇒参詣人⇒深大寺そばへの結び付きは面白い。

今回の講演会テーマの一つ釈迦如来倚像については、大変謎が多い。
その謎を調べることが白鳳期の仏像を知ることへつながるとか思いました。
(BACで研究班を結成しましょうか!?)

白鳳期というのは政治的な時代区分ではなく、飛鳥時代と明らかに違う特徴
があったため名づけられたことも学びました。

来週の見仏会は深大寺! これで事前学習はばっちりです。
漫然と眺めるのではなく焦点を絞って、問題意識を持って拝観することが
仏像に詳しくなる近道のようですね。(貝瀬先生のお言葉)


3 件のコメント:

  1. 深大寺には何回も行っていますが、お参りもそこそこに、「おそば美味しかった」だけの連続で、何も残っていませんが、今回は予習バッチリで、新しい深大寺が体験できるのを楽しみにしています。

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    1. 昨日はありがとうございました。いつもながら、岡本さんと小池さんで会場の設営をして頂き、感謝です。9時に到着したら、すでにお二人がお見えになっていて、机を並び終えていました。また、講演会終了後も、ご面倒をおかけしました。先生へのお礼もあり、昼食を共にしたため、中座させて頂いた次第です。新しい深大寺を体験したいですね。(^o^)/

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  2. わたしも深大寺と言えば、おそばとナンジャモンジャの木… という感じでした。
    今度の深大寺見仏会が楽しみです。
    いつものことながら貝瀬先生の講座は楽しくって、ワクワクしますね。実は、あの日は、暑さとオリンピックのせいで寝不足のもうろうとした頭で出席したのですが、舟をこぐ暇がありませんでした。

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