2013年2月24日日曜日

25年度上半期も引き続き「ゆうゆう館」の利用承認!

申込みのあった団体名
〇印がBAC
 
本日、10時「ゆうゆう館団体利用申請書の提出者」が集められました。
今回も、希望通りの使用が承認となり、一安心です。
毎月、第三金曜日、午前中、「洋室大」の部屋です。(今まで通り)
 
理事長のご挨拶があり、24年度は昨年に比べ、約5000人も利用者が
増加して、累計で15000人の利用となるようです。
 
我が倶楽部の利用も人数増加につながっています。それにしても5割進展
の利用者数には驚きました。
 

2013年2月21日木曜日

太宗寺の諸尊像を拝観し、新宿御苑を散策!!

内藤新宿 太宗寺境内
文化財の案内
 
銅造地蔵菩薩坐像
 
閻魔王
 
塩かけ地蔵
 
三日月不動像と布袋尊像
 
新宿御苑の中を散策
 
 温室の植物
旧御凉亭をバックに記念撮影


天候に恵まれ、穏やかな日差しの中での見仏会となりました。新宿御苑前
駅から3分のところに、浄土宗 太宗寺があります。19名のメンバーが集合
しました。

太宗寺の境内は「新宿ミニ博物館」のパンフレットが示す通り、印象的な
仏像が揃っています。境内に入り、最初に目につくのは、圧倒的存在感
の地蔵菩薩坐像です。像高が267cmとは正に丈六仏の大きさを超え、
迫力満点です。
江戸六地蔵の一つであり、像内には小型の地蔵が6体と、寄進者名簿が
納入されていたとのことです。造像当時の思いが伝わってきそうです。

地蔵菩薩坐像の奥に、閻魔堂があります。中が暗くて、よく見えません。
手前の格子戸に照明のスイッチがあり、押すと暫く堂内が明るくなります。
正面に、目や口を大きく開いた閻魔王が鎮座されています。奪衣婆像は
隅にあるためか、よく確認できませんでした。

冥界を代表する閻魔王は、五七(三十五)日の審判を司り、本地仏が
地蔵菩薩とされます。閻魔さんもお地蔵さんも葬式仏教を代表する仏様
と言えます。

境内の左手奥には、「塩かけ地蔵」が塩まみれのお姿となっていました。
願かけの返礼に塩をかけるとのことです。その塩の多さに、いろんな人の
願いを叶えたお地蔵さんだ改めて感心しました。

塩かけ地蔵尊の隣にある「不動堂」には、三日月不動像と、布袋尊像が
奥と手前に並んで安置されていました。手前の布袋尊像はしっかり確認
することができました。新宿山の手七福神として祀られています。

江戸時代、新宿御苑一帯は信州高遠の藩主をつとめた内藤家の所領
であったとのことです。内藤家のお墓もお参りしました。意外に質素な
造りでした。

太宗寺を後にして、新宿御苑に向かった。新宿門から御苑に入った。
清々しい気分で草木の間を散策。二種類のスイセンがあちらこちら
まとまって花を咲かせていた。寒桜、河津桜、ミツマタなどを眺めながら
温室の植物園に入館。

温室の案内パンフに環境省の文字が印刷されていた。新宿御苑が、国の
所管であることを再認識した。

温室の中は、熱帯低地、熱帯山地、熱帯池沼、乾燥地などと、区分されて
コーナーが設けられていた。

「仏教の三大聖樹」の掲示があり、無憂樹(ムユウジュ)、菩提樹、沙羅双樹
ついて解説が書かれていた。皆さん、掲示板の前に集まり、無憂樹は、
どこにあるのかと探し始めた。最後には、三本とも確認できたようです。

温室を出て、旧御凉亭を目指して御苑内をゆっくり歩き出した。本当に
気分の良い日です。旧御凉亭に着いたが、中には入ることはできない。
池を挟んで、反対側に回り込み、旧御凉亭をバックに記念撮影。

北島さんから突然、お礼とお褒めの言葉を頂き、(井戸さんと私に対し)
大変恐縮いたしました。今後も幹事、励みます。

昼食は、御苑内のレストランゆりのきで美味しく頂きました。
ご参加の皆さん、お疲れ様でした。ご参加できなかった方は、ぜひ次回
はご一緒しましょう。


2013年2月15日金曜日

井戸さん「各地の寺社めぐり」 スクリーン鑑賞

映像を解説される井戸さん

映像を見ながら、解説を聞く会員の皆さん

 
【スクリーンに映された映像の一部】
福井県 永平寺の法堂 阿吽の白獅子

長野県上田市 安楽寺 八角三重塔

新潟県上越市 五智国分寺 胎蔵界大日如来坐像
(五智如来の中尊)

 奈良県 明日香村 飛鳥大仏(釈迦如来坐像)
 
板橋区 乗蓮寺 東京大仏(阿弥陀如来坐像)
 
目黒区 大円寺 釈迦如来立像

新規にお二人が参加され、参加者十九名の定例会。
1月中止となった「隅田川七福神めぐり」は、今後の見仏会計画の中で
仕切りなおすということになりました。

今月のメインは井戸さんの幅広い活動ぶりを拝聴することです。2009年
~2012年に参拝された全国29の寺社・仏像について、一つ一つ丁寧に
紹介されました。

数の多さに驚き、また、よく整理されていることに感心致しました。しかも、
これは寺社、仏像に限ってのことであり、活動のほんの一部のようです。

私の関心を一番引いたのは越後国分寺の五智如来です。五体が揃った
堂内は、さぞ壮観のことでしょう。井戸さん、数々の写真と解説ありがとう
ございました。第二弾、第三弾とお願いします。

「仏像の楽しみ方 完全ガイド」の学習方法についてご意見を伺いました。
「如来」から勉強したいとされる方、時代毎が良いとする方、国宝の仏像
から学びたいとする方など様々です。
皆さんのご意見を取り入れながら、進めて参ります。先ずは、テキストの
63ページから75ページまで読んでくることと致しました。

今月の見仏会は新宿の太宗寺です。江戸六地蔵のお地蔵さんと、新宿
山の手七福神の布袋さんのいらっしゃるお寺です。拝観後は、新宿御苑
を散策します。

【予告】
次回3月の定例会には「空海研究」の第一人者 大正大学名誉教授、
(上野 摩尼山成就院・長老)福田亮成先生をお招きしての講演会を
予定しています。会員の皆さん奮ってご参加ください。