BACメンバー8名、三井記念美術館「近江路の神と仏 名宝展」を
鑑賞しました。入館すると「誕生釈迦仏」が出迎えてくれました。
奈良・東大寺の花祭りで見かける像と同じスタイルです。
展示室2には国宝の「金銅経箱」だけが展示。藤原道長の娘・
彰子(しょうし)が埋経に使用した経箱です。この経箱のことは次回
定例会でご説明します。
展示室4では如意輪観音半跏像が入口でお迎えしてくれます。
この如意輪観音は二臂で、宝珠も法輪も持たないため、表示を見る
まで如意輪観音とは分かりませんでした。(通常六臂では?)
展示室4には重文の仏さまが数多く鎮座されています。一体一体
じっくり拝観でき、大変満足の時間を過ごすことができました。
葛川明王院の千手観音立像、石山寺の快慶作・大日如来坐像は
特に素晴らしい。また、園城寺の吉祥天立像も気に入りました。
展示室5では、百済寺の「紺紙金字妙法蓮華経 開結経共」は見事。
金泥で書かれた経文一字一字に精神集中と願いの強さを感じました。
展示室7には沢山の仏画展示され、こちらも見応えがあります。
じっくり鑑賞した後は、館内のミュージアムカフェで抹茶ラテを頂き、
暫し、仏像・仏画談義に花を咲かせました。
ご参加の皆さん、ありがとうございました。
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