2012年10月19日金曜日

小池さん「音訳(音写)文字」について語る!!





10月の定例会報告です。半年間の見仏会振り返りをしました。
 
4月「浅草寺」、5月「九品仏浄真寺」、6月「高幡不動尊」、
7月「目黒不動尊」、8月「深大寺」そして9月「池上本門寺」と
回りました。皆、それぞれ良さがあります。とりわけ九品仏の
印象が一番強かったようです。
 
本日の体験談ご披露は小池さんです。お気に入りの仏像は
三千院の阿弥陀如来、広隆寺の弥勒菩薩とのことです。
うっとりするような仏に何とも言えない魅力を感じるそうです。
 
次に、「音訳(音写)文字」について、関心を持たれた経緯
を話され、音訳(音写)文字の具体的例をたくさん紹介して
頂きました。
 
更には、「般若心経」の経文の中にある音写文字の具体的
な解説がありました。改めて数の多さに驚きました。
参加者の皆さんから音写文字について活発なご意見が飛び
出し、大変盛り上がりました。
 
「仏像ミニ知識」では観音菩薩のルーツをDVDを見ながら
整理しました。「阿弥陀如来の脇侍」「六観音」「三十三観音」
の三パターンで観音菩薩を見つめてみました。
 
今月の見仏会は「世田谷観音」です。今回も、井戸さんから
世田谷観音の見どころついて解説して頂きました。
見仏会を通し、観音菩薩についての理解を深めたいものです。
 
小池家に伝わる阿弥陀如来坐像を会場へお持ち頂きました。
皆さん、近くに寄って、まじまじと眺めていました。
柔和なお顔立ちの正に「如来相」のお顔でした。(写真掲載)
また、像の重さからして、乾漆造のようにも思われます。
 
 

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