護国寺仁王門
大隈重信の墓
墓所内の紅葉
ジョサイア・コンドルの墓
林泉寺
護国寺仁王門前に10時、メンバー15名が集合しました。雨が心配されるも
運よく降られずに済みました。これも皆さんの心がけの良さか!?
全員揃ったところで、早速、本堂を背にして記念撮影。(皆さんいいお顔して
います。)
いよいよ本堂の参拝です。ご本尊は如意輪観世音菩薩。毎月18日がご開帳
のため、今回は拝観できません。立膝の輪王座、如意宝珠と法輪を持った
お姿は、どことなくリラックスした雰囲気を醸し出して、心安らぐ仏さまです。
今度は、ご開帳の日に訪れたいと思います。
それにしても仏さまの多さに驚いた本堂です。ご本尊の両サイドには三十三
身像がびっしりと並んでいます。この像の胎内に桂昌院の毛髪が納められ
ているとのことです。
ご本尊に向かって左手には、十一面観音、地蔵菩薩、四天王、役行者、
出山の釈迦像(修行で痩せ細ったお釈迦さま)などを拝観できました。
これだけの像を一度に拝観できるとは大変有難い。
十一面観音は右手に錫杖を持った、「長谷寺式十一面観音」でした。
護国寺は真言宗豊山派であり、総本山が奈良の長谷寺です。錫杖を持つ
十一面観音となることも頷けます。
更に、右手には不動明王が、制叱迦童子、矜羯羅童子との三尊像で鎮座
されています。左手で羂索を高く持ち上げた姿は、今まであまり見かけ
ない不動明王です。天井の奏楽菩薩図や天井から吊るされた幡(ばん)
や華鬘(けまん)、壁に掛けられた絵馬など、時代を感じされる貴重な品々
を堪能し、大満足でした。
次に向かった所は、墓地です。さすが、護国寺。名のある方々のお墓を
数多くお見かけしました。井戸さんの案内で大隈重信や、ニコライ堂など
の建築で有名なジョサイア・コンドルの墓を見学した。
境内を散策すると、六地蔵、一言地蔵など、たくさんお地蔵さんをお見かけ
しました。お地蔵さんへの信仰が篤いお寺の印象を強く持ちました。
護国寺を後にして、向かった先は「しばられ地蔵」の林泉寺。移動の際に、
御茶ノ水女子大学正門前を通ることもあり、学食を頂こうと計画した。
受付の方に、食堂への入館は可能か質問すると、10名以上の場合は、
予約がいるとのことでした。今回は残念ながら、見合わせ。
昼食は、時間を少しずらすことにしました。
林泉寺に到着。このお寺は曹洞宗で、表札に座禅道場と掲示されていた。
縄でぐるぐる巻きのお地蔵さんに皆さん、微妙な反応です。
目の部分しか隙間のない姿に、ちょっと気の毒な印象も持ったようです。
この縄をいつ外すのだろうかと、心配する声も聞こえてきました。
お地蔵さんは、いつも身代わりとなって我々を護ってくれる有難い仏さま
です。
茗荷谷駅近辺のお食事処で、皆さんワイワイガヤガヤ、テーブルを囲んで
食事しました。
今回も楽しく、充実した見仏会となりました。深謝!!
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