2014年1月17日金曜日

新年最初の定例会開催!


新規会員6名の入会があり、28名の賑やかな定例会となった。
ご参加の皆さん
 
近況報告では、山森さんが元日に薮内佐斗司展(横浜のそごう美術館)へ
行かれ、「平成伎楽団」パフォーマンスをご覧になった話をされた。衣装が
大掛かりで、迫力があったようだ。伎楽面に造詣が深い山森さんらしい元日
の過ごされ方に感心。

次いで、井戸さんが七福神巡りの様子をご紹介された。合わせて、井戸家に
伝わる額入り「谷中七福神の御朱印・色紙」をご披露された。(年代物か?)

新年第1回は、学習会まとめに「国宝仏像」について整理した。
国宝指定の仏像は全国12都府県だけ。47都道府県のうち4分の1であり、
圧倒的に近畿地区に集中。特に奈良、京都で全国の8割以上となっている。

明治30年「古社寺保存法」、昭和4年「国宝保存法」を経て、昭和25年
「文化財保護法」へと繋がって行く歴史も押さえた。

指定の数は「件」、仏像の数は「軀(く)」と言い、全国128件の指定がある
ことも文化庁データベースを基に説明。重要文化財指定件数は国宝の
20倍もあり、こちらは、東京にもたくさんある。

一度に数多くの国宝仏を拝観できる寺院・堂塔を紹介。京都、奈良を中心
に、取り上げたのは以下の通り。
①(岩手)中尊寺 金色堂    ②(京都)神護寺 金堂、多宝塔 
③(京都)広隆寺 霊宝殿    ④(京都)蓮華王院 三十三間堂
⑤(京都)教王護国寺 講堂   ⑥(奈良)東大寺 法華堂
⑦(奈良)新薬師寺 本堂    ⑧(奈良)興福寺 国宝館
⑨(奈良)唐招提寺 金堂    ⑩(奈良)法隆寺 五重塔
⑪(和歌山)金剛峯寺 霊宝館

ご紹介国宝仏の一部を掲載すると・・・
         ②神護寺     ③広隆寺    ④三十三間堂
  
(国宝指定番号) 2番        1番         3番
        薬師如来立像  弥勒菩薩半跏像  千手観音坐像

堂塔内の様子や仏像配置についても、スクリーンに映し出し、説明。
次回拝観の準備に役立てば、有難い。
仏像と親しくなるには、「お名前」と「お顔」を覚えることが必須と感じている
こともお伝えした。

今月の見仏会は「深川不動堂」。新しいメンバーも加わり、今年一年も
楽しいBACにしましょうと確認しあった。



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