2014年1月23日木曜日

BAC 今年最初の参拝寺院は深川不動堂


お蔭様で好天に恵まれた。朝10時、境内入口に24名が集合。
深川不動堂では、多くの仏像を拝観でき、仏像の特徴や違いを
実践的に学べる。また護摩祈祷を体感することもできる。

     (境内案内)        (左手本堂・正面旧本堂)
 
境内に入り、最初に眼に入るのは本堂の外壁。梵字で覆われた
建物の周囲は、煌びやかでお寺の持つイメージを一新させている。

先ずはお参りを済ませ、旧本堂の中を拝観して歩く。いきなり、
丈六ならぬ丈八の見事な不動明王像がどっしりと鎮座されている。
この像は「おねがい不動尊」と言い、樹齢五百年の楠が使用されて
いるそうだ。皆さんが触られたか、膝の辺りが艶々している。
(丈八とは一丈八尺、立像なら約5.4m、坐像では半分の約2.7m)

流石、不動明王がご本尊のお寺だ。これだけ立派な不動明王像を
を造るとは凄い。お不動さんに込めた熱い思いが伝わって来る。

この丈八不動明王像の横で、「不動十九観の儀軌」(19の特徴)の
資料を基に解説を添えた。「光背の火生三昧(かしょうざんまい)」
「童子形の体型」「弁髪」「額に皺文」「天地眼」「右手に剣」「左手に索」
「大磐石」「遍身に迦楼羅炎」等々。

同じフロアには、干支ごとの護り本尊となる仏像も並んでおり、各自
自分の本尊となる仏さまをより一層熱心に拝観されていた。

更に、不動明王立像が祀られた部屋や、七福神の像、四国八十八カ所
礼拝所、あるいは天井に大日如来像が描かれた部屋など、見どころ満載
のお寺と言える。仏像、仏画、書画など様々な仏さまが部屋中に満ち溢れ
といるように感じられる。

一通り、拝観した後、11時から始まる護摩祈祷に参列するため、本堂へ
移動、着席した。お堂は階段状になっており、どの席からも護摩壇を見る
ことができる。堂内はすでに、満席近くになっていた。

何名ものお坊さんが護摩壇に上がり、太鼓の音と共に護摩祈祷が
始まった。読経の声、太鼓の音、護摩木の炎など堂内は厳粛な祈り
の空間となった。
(護摩祈祷)
初めて護摩祈祷に出られた方々は、その迫力に驚かれていた。
仏像を彫られている朝比奈さんは、また来たいと言われた。
不動明王のご利益で、今年1年の無病息災を祈る。

最後にお堂を背にして、記念撮影をした。

(全員で記念撮影)
参拝を済ませた後は、参道を出て近くの中華料理店で円卓2つを占め
舌鼓を打った。食事後は富岡八幡宮のお参りをした。

 

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