2013年4月28日日曜日

芸大・研究報告発表展&東博・新国宝、重文展を鑑賞!


本日(28日)午後、東京芸大の「研究報告発表展」と東博の「新指定国宝・
重文」特別展示を鑑賞して参りました。

先日、「仏像の魂に挑む~東京芸術大学 若者たちの一年~」と言う番組が
放映され、感銘を受けていました。井戸さんからのタイムリーな情報連絡の
お蔭で、今日の機会を得ました。

芸大の陳列館には見事な模刻像や修復像が並んでいました。
円成寺の運慶作・大日如来模刻像がひときわ目立っていました。像全体
がキラキラとした輝きがあるためか、写真で見る像と少し違った印象を
受けました。

テレビで紹介された制作者のお一人をお見かけしました。すぐにご挨拶し、
いろいろ質問させて頂きました。「吉祥天立像」と「善膩師童子立像」を制作
された中嶋莉恵さんです。二体とも大変愛らしく、毎日拝みたくなる像です。

同じくテレビで紹介された道明寺の十一面観音立像も大変素晴らしい像
です。じっくり眺め、頭上真後ろの暴悪大笑面までしっかり見届けました。

日本の文化財を護る崇高な志と卓越した技能を持つ若者をぜひ支援して
いきたいと感じました。

次に、向かった先は東博。目的はただ一つ、願成就院(静岡)の不動明王
三尊像を拝観することです。今年国宝となった像です。お顔の表情豊なこと
、そして不動明王の身体が童子のように柔らかそうに見えたことです。
流石、大仏師運慶だと感心いたしました。




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