7月1日と本日(15日)の2日間、阿佐谷地域区民センター協議会主催の
講演会でお話ししました。テーマは「奈良・京都の国宝仏」です。
全国で128件の仏像が国宝指定を受けています。その内、奈良で71件、
京都で37件と占率にして実に84%になります。
初日には奈良の仏像を飛鳥、白鳳、天平の時代別、かつ制作技法(素材)
毎にご紹介しました。天平時代は塑造、乾漆造の名品が多く、見応え満載
であり、技術水準の高さにも圧倒されます。
2日目の本日は、京都の国宝仏を寺院ごとに解説しました。平安京遷都前
の仏像として、広隆寺、観音寺、蟹満寺所蔵分を取り上げました。
遷都後として東寺、神護寺、仁和寺、清凉寺、浄瑠璃寺、平等院、最後に
三十三間堂の諸尊像をご紹介しました。
主催者側のご好意で定員をはるかに超え、90名の皆さんがご参加されて
いました。2日目の本日も欠席者がほとんどいませんでした。
皆さん熱心にメモされながら、お聴きいただきました。有難うございました。
ご挨拶される講座運営部の原山部長
熱心に受講されるご参加の皆さん
ご紹介映像の一つ
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