11月定例会は27名の参加。10月25日~27日実施の奈良古刹巡りを
体験レポートした。
25日(土)は不退寺、海龍王寺、法華寺、夜間に奈良博の正倉院展。
翌26日(日)は西大寺、秋篠寺、薬師寺、大安寺、東大寺(法華堂のみ)。
最終日27日(月)は白毫寺、新薬師寺、不空院、興福寺と総数12の寺院
を参拝した。
参拝した寺院
<写真に撮った案内図>
不退寺・海龍王寺・法華寺
(北を上に回転)
秋篠寺・西大寺・薬師寺
興福寺・東大寺
(北を上に回転)
白毫寺・新薬師寺・不空院
(北を上に回転)
古刹の楽しみ方として、歴史を理解しておくと味わい深くなることを話した。
「誰が、いつ頃、何のためにお寺を建立したか」を押さえておくと、拝観の
視点が違ってくるように思える。
そこで歴代天皇家の系譜を中心にして奈良時代の歴史について解説した。
親から子へと皇位が引き継がれないときに何かしらの事件があったと想像
される。天皇家と藤原氏との関わりも興味深い。藤原四家の盛衰も面白く、
没落しかけて、復権するのに天皇家との婚姻が大きく左右してくる。
第40代天武天皇の薬師寺、第45代聖武天皇の東大寺、第50代桓武天皇
の東寺と、それぞれ時代を反映しての建立と言える。白鳳から天平へ、更に
平安へと時代の流れを感じることができる。
藤原氏が関わることとして、「大化の改新」、「壬申の乱」後の大きな事件を
取り上げた。独断と偏見で選んだものであり、適切かどうかは分からない。
歴史を捉えながら寺院参拝することの面白さをお伝えしたかっただけだ。
第38代~53代までの天皇
「長屋王の変」から「光仁天皇即位」まで
このような歴史を踏まえて、奈良古刹巡りの見どころを画像を見ながら
体験レポートを行った。
不退寺・聖観音 海龍王寺・十一面観音
法華寺・十一面観音 秋篠寺・伎芸天
東大寺・不空羂索観音 不空院・不空羂索観音
その他、素晴らしい仏像をたくさん拝観。京都と違った奈良の魅力を満喫。
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