2015年4月17日金曜日

井戸さん「神社」について解説する


ぽかぽかとした穏やかな日、会員24名が集合。
今回から定例会のご案内を新幹事の朝比奈さんが担当された。
今後の会場設営などは、一組5名ずつの輪番制で行うこととした。
橋本さんから26年度の会計報告があった。
新会計は渡辺さんにお願いした。

本日のメインは井戸さんの「神社」解説。
井戸さんは、神社に詳しく、また年間100を越える神社を
参詣されているようだ。
ご参加の皆さん       解説される井戸さん
 
「神社の起源と歴史」
「全国展開した神社ー数の多さ上位8位の神社」 
「祭神による神社の区分」
「鳥居の種類」
「社殿建築の見わけ方」 
「ミヤ(宮)系とヤシロ(社)系」
と大変広範囲に解説された。
その後、参詣された神社の写真をスクリーンに映しながら
更に補足された。
 
「神社のことが良く分かった」 
「お寺と違って、神社は色鮮やかな建物が多い」
「お寺は仏像、神社は建物が魅力かな」
などの感想が聞かれた。
 
時間が足らず、質疑応答ができなかった。
その分は来月に回すこととした。
また第2弾を望む声が多数あり、ぜひお願いしたい。
 
神社のことが大変良く理解でき、更に詳しく知りたいと思うほどです。
特に印象に残った
ことを挙げると・・・
 1.神社が神道の神々を祀る建物であり、
   神道は基本的に農業祭祀が始まりということ
 
 2.神社神道の変遷が大変分かりやすく時代区分されていた
   大和朝廷が全国にあった神社を国家管理とする
    「神祇制度」を確立したこと
   更に神仏習合で奈良時代「神身離脱」という理論が
    唱えられ、仏教側から神様を取り込んだこと
 
その他、盛りだくさんの内容でした。
今度は神社と寺院を関連付けて整理するのも
面白いのではないかと感じた。

           出雲大社の境内          宮城県・塩釜神社の鳥居

 


1 件のコメント:

  1. この度の井戸さんの「神社について」の発表は、これまで混とんとしていた神社の仕組みや種類などが明確になったのと、お寺との関係などが明らかになり、とても有意義なものでした。このように仏像を軸に様々な知識が得られ、これらがまた仏像のことをより一層深めてくれるという、とても良い関係を作っていただいていると思います。これからもいろんな人の知識を発表いただき、倶楽部みなさんの知識が深まるといいですね。

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