2012年11月22日木曜日

護国寺・観音堂(本堂)で多くの仏像にご対面!!

護国寺仁王門
 
 
 
 
 
 
大隈重信の墓
 
墓所内の紅葉
 
ジョサイア・コンドルの墓
 
 
 
 
 
林泉寺
 
 
護国寺仁王門前に10時、メンバー15名が集合しました。雨が心配されるも
運よく降られずに済みました。これも皆さんの心がけの良さか!?
 
全員揃ったところで、早速、本堂を背にして記念撮影。(皆さんいいお顔して
います。)
 
いよいよ本堂の参拝です。ご本尊は如意輪観世音菩薩。毎月18日がご開帳
のため、今回は拝観できません。立膝の輪王座、如意宝珠と法輪を持った
お姿は、どことなくリラックスした雰囲気を醸し出して、心安らぐ仏さまです。
今度は、ご開帳の日に訪れたいと思います。
 
それにしても仏さまの多さに驚いた本堂です。ご本尊の両サイドには三十三
身像がびっしりと並んでいます。この像の胎内に桂昌院の毛髪が納められ
ているとのことです。
 
ご本尊に向かって左手には、十一面観音、地蔵菩薩、四天王、役行者、
出山の釈迦像(修行で痩せ細ったお釈迦さま)などを拝観できました。
これだけの像を一度に拝観できるとは大変有難い。
十一面観音は右手に錫杖を持った、「長谷寺式十一面観音」でした。
護国寺は真言宗豊山派であり、総本山が奈良の長谷寺です。錫杖を持つ
十一面観音となることも頷けます。
 
更に、右手には不動明王が、制叱迦童子、矜羯羅童子との三尊像で鎮座
されています。左手で羂索を高く持ち上げた姿は、今まであまり見かけ
ない不動明王です。天井の奏楽菩薩図や天井から吊るされた幡(ばん)
や華鬘(けまん)、壁に掛けられた絵馬など、時代を感じされる貴重な品々
を堪能し、大満足でした。
 
次に向かった所は、墓地です。さすが、護国寺。名のある方々のお墓を
数多くお見かけしました。井戸さんの案内で大隈重信や、ニコライ堂など
の建築で有名なジョサイア・コンドルの墓を見学した。
 
境内を散策すると、六地蔵、一言地蔵など、たくさんお地蔵さんをお見かけ
しました。お地蔵さんへの信仰が篤いお寺の印象を強く持ちました。
 
護国寺を後にして、向かった先は「しばられ地蔵」の林泉寺。移動の際に、
御茶ノ水女子大学正門前を通ることもあり、学食を頂こうと計画した。
受付の方に、食堂への入館は可能か質問すると、10名以上の場合は、
予約がいるとのことでした。今回は残念ながら、見合わせ。
昼食は、時間を少しずらすことにしました。
 
林泉寺に到着。このお寺は曹洞宗で、表札に座禅道場と掲示されていた。
縄でぐるぐる巻きのお地蔵さんに皆さん、微妙な反応です。
目の部分しか隙間のない姿に、ちょっと気の毒な印象も持ったようです。
この縄をいつ外すのだろうかと、心配する声も聞こえてきました。
お地蔵さんは、いつも身代わりとなって我々を護ってくれる有難い仏さま
です。
 
茗荷谷駅近辺のお食事処で、皆さんワイワイガヤガヤ、テーブルを囲んで
食事しました。
今回も楽しく、充実した見仏会となりました。深謝!!
 
 

 

2012年11月16日金曜日

安元さんの体験談テーマは「琉球の歴史」「沖縄の神仏」

定例会終了後、体験談ご発表の安元さんを囲んで
 
11月定例会は2名の見学者を含め20名の参加者でスタート。
 
冒頭、BAC幹事(木村)が旅行した京都古寺のスライド写真を見ながら、
お勧めの仏像、庭園等をご紹介しました。
仏像では、泉涌寺塔頭の即成院、戒光寺、秘仏十一面観音12年ぶり
ご開帳の六波羅蜜寺、六観音の千本釈迦堂 大報恩寺がお勧めです。
見事な仏像がお堂や宝物館にびっしりと鎮座されています。
庭園では、泉涌寺の御座所庭園、高台寺 圓徳院の庭園、ライトアップした
みかえり阿弥陀の永観堂が素晴らしかった。(11月11~13日小旅行報告)
 
仏像ミニ知識では、方位(四方と四維)・十二支・季節・時刻・四神・四天王を
一覧表にまとめました。関連付けることで、スムーズに理解が進むようです。
この資料は皆さんに喜んで頂いたようです。(?)
 
本日のメインは安元さんの体験談です。
最初に、「琉球の歴史」について、時代区分を本土と比較の上、時系列的に
解説されました。沖縄人の祖先はどこから来たのかまで論じられました。
また、耳にしたことのない琉球王の名前に、沖縄のことは全く知らないでいた
と痛感しました。
 
「沖縄の神」では、古来の信仰世界を三つご紹介されました。すなわち、
他界信仰、オナリ信仰、御嶽(うたき)信仰の三つであり、これらが重なって
沖縄の神となっているようです。
「霊魂は三十三年の忌明けとともに神に昇華する」との解説が、大変印象に
残りました。また、神棚と仏壇が並んである写真を拝見すると、神仏が混然
一体となって祀られてようにも感じました。先祖を神として崇拝する沖縄の
風習を少しだけでも理解できたように感じた次第です。
 
時間が足りなくなってしまい、質問時間を十分に取れませんでした。来月の
定例会で、再度質問の時間をお取りします。
 
今後の体験談予定は12月に牧野さんの「狛犬研究」。来年1月に小杉さん
の「短歌の中の御仏たち」と続きます。お楽しみに!!
 
最後に、今月の見仏会「護国寺」についての見どころを井戸さんが解説
されました。


2012年10月25日木曜日

世田谷観音並びに龍雲寺を参拝!!

世田谷山観音寺(正式名)
                   阿弥陀堂のご説明

                    六角堂(不動堂)

                    文殊菩薩

                     夢違観音

             観音堂・聖観音菩薩の前で記念撮影

                ご住職のご説明を拝聴

聖観音菩薩

                    阿弥陀如来

                    韋駄天

地蔵菩薩
 
                        
                    龍雲寺 山門

                  
 
                 龍雲寺でお茶を頂く
 
                    龍雲寺の境内
 
BACメンバー11名が10時世田谷観音参道入り口に集合。
執事長(ご住職のご子息)に迎えて頂き、朝から嬉しい気分となりました。
早速、境内のお堂や仏像についてご説明して頂きました。
 
昭和26年の創建であるにも関わらず、歴史的建造物や仏像が多い
のには驚かされます。お寺創建の経緯や、伽藍整備の状況をお聞きし
先代ご住職の志の大きさを知り、感銘を受けました。
 
本堂である観音堂ではご本尊の聖観音菩薩立像を中心に両脇侍に
様々な仏さまが並んでいます。
お言葉に甘え、ご本尊の前で、記念撮影させて頂きました。
 
本堂内陣について、ご住職からご説明がありました。熱心なご説明に
聴き入り、皆感服していました。
 
次に、特別にご開帳頂いた阿弥陀堂の中を拝観。阿弥陀如来坐像が
中央に鎮座。両脇侍に韋駄天や地蔵菩薩などが並んでいます。
韋駄天の甲冑姿が見事でした。また、腕で子供を抱き、足元は子供に
抱き付かれる「子育て地蔵菩薩」にほのぼのとしたものを感じました。
 
ご住職と執事長のお蔭で、楽しく、為になる時間を過ごすことができた
ことにお礼申し上げます。
 
世田谷観音を後にして、次に向かった先は野沢の龍雲寺。正式名称
は大澤山 龍雲寺という臨済宗妙心寺派のお寺です。
 
座禅や写経のできるお寺とのことであり、お堂の拝観を目的に訪問。
来訪の目的を告げますと、快く本堂に通して頂きました。
本堂でご本尊・聖観音菩薩を拝観していますと、お坊さんがお見えに
なり、我々の質問に対し、ご回答頂きました。
 
その後、お庭の見える応接間のような部屋に通され、お茶やお煎餅が
出されました。ご親切な応対に驚きです。
ご住職の奥様が来られ、お寺で実施されている活動についてお話しされ
ました。近隣小学校などのご支援もされています。地域ネットワークの
キーステーションのように感じました。
 
今日一日素晴らしい出会いがありました。感激した気持ちを持ったまま
渋谷へ戻り、マークシティで昼食を取りながら、歓談しました。

2012年10月19日金曜日

小池さん「音訳(音写)文字」について語る!!





10月の定例会報告です。半年間の見仏会振り返りをしました。
 
4月「浅草寺」、5月「九品仏浄真寺」、6月「高幡不動尊」、
7月「目黒不動尊」、8月「深大寺」そして9月「池上本門寺」と
回りました。皆、それぞれ良さがあります。とりわけ九品仏の
印象が一番強かったようです。
 
本日の体験談ご披露は小池さんです。お気に入りの仏像は
三千院の阿弥陀如来、広隆寺の弥勒菩薩とのことです。
うっとりするような仏に何とも言えない魅力を感じるそうです。
 
次に、「音訳(音写)文字」について、関心を持たれた経緯
を話され、音訳(音写)文字の具体的例をたくさん紹介して
頂きました。
 
更には、「般若心経」の経文の中にある音写文字の具体的
な解説がありました。改めて数の多さに驚きました。
参加者の皆さんから音写文字について活発なご意見が飛び
出し、大変盛り上がりました。
 
「仏像ミニ知識」では観音菩薩のルーツをDVDを見ながら
整理しました。「阿弥陀如来の脇侍」「六観音」「三十三観音」
の三パターンで観音菩薩を見つめてみました。
 
今月の見仏会は「世田谷観音」です。今回も、井戸さんから
世田谷観音の見どころついて解説して頂きました。
見仏会を通し、観音菩薩についての理解を深めたいものです。
 
小池家に伝わる阿弥陀如来坐像を会場へお持ち頂きました。
皆さん、近くに寄って、まじまじと眺めていました。
柔和なお顔立ちの正に「如来相」のお顔でした。(写真掲載)
また、像の重さからして、乾漆造のようにも思われます。
 
 

2012年10月12日金曜日

三井記念美術館「近江路の神と仏 名宝展」を鑑賞!





BACメンバー8名、三井記念美術館「近江路の神と仏 名宝展」を
鑑賞しました。入館すると「誕生釈迦仏」が出迎えてくれました。
奈良・東大寺の花祭りで見かける像と同じスタイルです。
 
展示室2には国宝の「金銅経箱」だけが展示。藤原道長の娘・
彰子(しょうし)が埋経に使用した経箱です。この経箱のことは次回
定例会でご説明します。
 
展示室4では如意輪観音半跏像が入口でお迎えしてくれます。
この如意輪観音は二臂で、宝珠も法輪も持たないため、表示を見る
まで如意輪観音とは分かりませんでした。(通常六臂では?)
 
展示室4には重文の仏さまが数多く鎮座されています。一体一体
じっくり拝観でき、大変満足の時間を過ごすことができました。
 
葛川明王院の千手観音立像、石山寺の快慶作・大日如来坐像は
特に素晴らしい。また、園城寺の吉祥天立像も気に入りました。
 
展示室5では、百済寺の「紺紙金字妙法蓮華経 開結経共」は見事。
金泥で書かれた経文一字一字に精神集中と願いの強さを感じました。
展示室7には沢山の仏画展示され、こちらも見応えがあります。
 
じっくり鑑賞した後は、館内のミュージアムカフェで抹茶ラテを頂き、
暫し、仏像・仏画談義に花を咲かせました。
ご参加の皆さん、ありがとうございました。
 
 

2012年9月13日木曜日

池上本門寺“松濤園”一般公開中に観覧

 
 
 

 
 
 

 

 



 
池上本門寺“松濤園”の一般公開に合わせ、見仏会実施となった。
今回は、仏像拝観と言うより、小堀遠州作と伝わる名園“松濤園”の
観覧が主たる目的と言える。また、力道山はじめ著名人の墓所もあり、
墓参りも計画。
 
馬場さんに素晴らしいBACの旗を製作していただいた。旗の中央に
仏さまのお顔が描かれている。製作者似の優しさが溢れた仏さまだ。
今後は、先頭に立つ人が旗を掲げ、仏さま(旗)に先導していただく。
 
いよいよスタート。いきなり長い階段が見える。96段の階段。昇りきる
と右手に大きな日蓮聖人像が眼に入る。近づいてご挨拶。
 
次に、仁王門を通り、総合案内所に向かった。拝観の順番や見どころ
を尋ねた。先ずは大堂、そして本殿でしょうと言われる。
 
大堂には日蓮聖人はじめ第三祖まで奉安されているようだが、尊像の
お姿はよく見えない。天井の「未完の龍」は川端龍子絶筆の作とのこと。
 
大堂の裏手にある本殿に向かう。途中、大堂の横手に経蔵があり、
正面中央には掛軸がかかっていた。十界曼荼羅だろうか。日蓮宗
ならではのご本尊だ。
 
本殿には釈迦牟尼仏、四菩薩、祖師像が祀られているようだが、ガラス
の表面が光って、ご本尊をしっかり拝観できない。残念。ただ、外陣には
アントニオ猪木氏がモデルの仁王像が鎮座。筋骨隆々の体型は力強い。
 
いよいよ、松濤園へ向かった。池泉回遊式と言って、池の周りを散策
できるようになっている。周囲も木々が茂り、隔絶された空間だ。
程よい広さで非常に落ち着いた雰囲気の素晴らしい庭園に思える。
 
庭園に入って暫く歩くと、アイスクリームを食べようとの声が上がった。
各自お好みの種類を求める。また歩き出すと、橋本雅邦の筆塚があった。
信者の皆さんが建てたようだ。
 
その先には、西郷隆盛・勝海舟会見の碑があった。会見の庭園という
ことで、ぜひ一度訪れたいと思っていた。希望が叶う。
 
池の中央には亀が頭をもたげたような形をした島があり、松の木が3本
生えている。この島が池の景観を一層際立たせている。
 
松濤園観覧の最後に、庭園をバックに全員で記念撮影をした。
 
松濤園を出て、墓所へ向かった。力道山、市川雷蔵、徳川家康の孫、
幸田露伴・文、あるいは政治・経済に出てくる著名人等々、名のある方々
の墓所がたくさんあるのには驚いた。
 
お昼は、お寺を出てすぐ近くにある蕎麦屋さんで、ご主人夫妻の賑やかな
掛け合いを聞きながら舌鼓を打った。今までと一味違った見仏会だった。
 
 
 
 

2012年9月6日木曜日

朝倉さんは東大寺 戒壇堂の広目天がお好き!!



 
第6回定例会は、お二人の見学者を含め二十名のご参加でした。
8月の見仏会で拝観した「深大寺・釈迦如来倚像」始め、白鳳期の
仏像についておさらいをしました。合わせて、仏像の製作技法と素材
についてのポイントを一覧表にして整理しました。

本日のメインは朝倉さんが語る「四天王像」についての体験談です。
最初にお会いした四天王は今から三十数年前、奈良 東大寺・戒壇堂の
像だそうです。とりわけ広目天の「人の心を見透かすような眼差し」に感動
し、好きになられたようです。

時代を遡って、白鳳期は当麻寺の四天王、飛鳥時代は、法隆寺の四天王
について順追って解説されました。流石、朝倉さん、よく研究されています。
朝倉さんがまとめられたレジュメ(詳細版)があります。ご希望の方は
ご連絡頂ければメールでお送りいたします。

朝倉さんに続き、来月以降、体験談をご披露して頂ける方々が決定!!
BACの定例会スタイルも徐々に固まり、益々内容が充実してきています。

今月の見仏会は「池上本門寺」。井戸さんから「見どころ」についての解説
がありました。やはり「小堀遠州作庭の松濤園」は筆頭格です。

来月からは広い部屋が使用できます。スクリーンもあり、さらにクリアな
映像をご覧頂けます。お楽しみに!!