11月21日(木)10時、地下鉄南北線の「東大前」駅に集合。
浄心寺へ向かう。本郷通りを進み、徒歩7分で到着する(❶)。
門前には、白いお顔、赤い衣の巨大な石仏・布袋尊像が立つ(❷)。
❶浄心寺への案内図 ❷門前に立つ布袋尊像
境内に入り、参道の正面に本堂が見える(❸)。受付に到着をお伝え
すると、本堂に通された(❹)。写真撮影も許可された。受付の女性
の応対は、大変気持ち良い。
❸境内の参道 ❹本堂内陣
暫く本堂内を拝観していると、お坊さんがお見えになり、お寺の
縁起などを解説された。69歳で仏門に入ったとの自己紹介も
あり、親近感を覚えた。(執事の鍵和田様と後程知る。)
浄心寺は徳川二代将軍秀忠の頃に、湯島妻恋坂付近に創建され、
江戸の大火で現在の地に移転された。第二次世界大戦での空襲
で堂宇を焼失し、戦後復興、再建され、今日に至っている。
浄心寺は浄土宗の寺院。本尊の阿弥陀如来像を中央に、左脇侍
(向かって右)に十一面観音菩薩像、右脇侍に勢至菩薩像が
並ぶ(❺)。
江戸三十三観音の第十番札所にもなっており、十一面観音菩薩
が札所本尊となっている(❻)。
❺阿弥陀如来と両脇侍像 ❻十一面観音菩薩像
鍵和田様から、「阿弥陀如来はどんな仏様か」「お焼香の意味」
などについても、分かりやすく解説頂いた。質問もしながら、
11時過ぎまで本堂で楽しく過ごした。
堂内には、十一面観音立像(❼)や虚空蔵菩薩坐像(❽)と、
密教系の仏像も安置されている。浄土宗の寺院なのになぜだろう
かと不思議な思いがしていた。
桁違いに大きい木魚(❾)や、堂々とした虎の彫刻(❿)も
置かれている。これらは先代のご住職が好んでいたようだ。
ユーモラスな感じもして堂内の雰囲気を和らげている。
❼不動明王立像 ❽虚空蔵菩薩坐像
❾巨大な木魚 ❿虎の彫刻
解説と拝観を終えて、本堂を背に記念写真撮影をした(⓫)。
境内で掃除をしていた方にシャッターをお願いした。
⓫本堂を背に記念撮影
お昼までに時間があり、根津神社もお参りしようということに
なり、訪れた(⓬)。
⓬根津神社も参詣
今回は参加人数6名と今までにない少人数となった。
少人数のメリットは、昼食のお店はどこでも選べる。
釜めしのお店に入り、歓談しながら頂いた。
翌日、執事の鍵和田さんからお電話があった。不動明王像や
虚空蔵菩薩像は、十三仏の仏として安置されているとのこと。
なるほどと納得した。それにしても、親切な方だ。
それにしても、浄心寺の皆さんは親切な方ばかりだ。また
参拝したいと強く感じた。
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