20名が集合。天気にも恵まれ、絶好の寺参り日和となる。
最初に向ったお寺は、11月21日に訪れた浄心寺。
(この時の内容は、11月24日 ブログにアップ)
銀杏並木を眺めながら大人数が本郷通りを歩いた(①)。
暫く歩くと、目印の大きな布袋尊像(②)が見える。
①銀杏並木の本郷通りを歩く ②門前に立つ布袋尊
来訪をお伝えすると、直ぐに室内に通された。前回、
お会いした執事の鍵和田さんは外出中であり、今回
は職員の安野さんにご対応頂いた。
室内から2階の本堂へ案内され、ご本尊を始めとする
仏像や堂内に安置された仏具などを拝観させて頂いた。
皆さん、間近で食い入るように観ていた(④⑤)。
阿弥陀三尊像始め須弥壇の仏像は皆、金色や鮮やかな
彩色が施されている。普通なら派手で、けばけばしく
なってしまう。浄心寺像はそのような印象は受けない。
神々しい感じはするも、決して華美になってはいない。
恐らく、仏師の技量の高さによるものではないかと、
想像を巡らした。
浄心寺には、大きいものが沢山ある。門前の布袋尊、
木魚(⑤)、香炉、硯、虎、等々。一般的に、大きい
ものに対し、畏敬の念を持ったり、パワーを感じたり
することがある。それは、信仰心に通じるものがあり、
宗教的空間を作り出しているのかもしれない。
拝観後、本堂前で記念撮影(⑥)。職員の安野さんに、
シャッターを押して頂いた。安野さんから「楽しそう
なグループで、羨ましいです」とのお言葉を頂いた。
次の参詣寺院、駒込大観音 光源寺へ向かった。
③浄心寺参道と本堂 ④阿弥陀三尊像を拝観
⑤巨大な木魚 ⑥本堂前で記念撮影
2.光源寺 駒込大観音(こうげんじ こまごめおおがんのん)
光源寺は、浄心寺と同じ浄土宗の寺院。浄心寺創建より
二十数年前の天正17年(1589)、神田四軒町に創建
された。創建から六十年ほど経った、慶安元年(1648)
現在の地に移転したと言う。
更に、移転後五十年ほど過ぎた元禄十年(1697)、境内
に大きな観音様を建立、駒込大観音(こまごめおおかんのん)
として知られるようになった(⑦)。
観音堂(⑧)の外から拝観した後、寺務所へ来訪をお伝え
すると、快くお堂の中へ通して頂いた。(1週間ほど前に
予めお願いをしておいた。)間近で拝観できる機会を頂き、
大変有難い。
⑦光源寺の沿革 ⑧現在の観音堂
(案内チラシから抜粋)
黄金色に輝く十一面観音像を四方八方から拝観させて頂いた。
見事な造形美に見とれる(⑨⑩⑪)。この観音像は平成五年
に再建された2代目像。
像高が6メートル余と大変大きい。初代の像は8メートルと
更に大きかったようだ。長谷寺式十一面観音と言い、錫杖を
持ち、岩座に立つ。観音様、お地蔵さんの慈悲を合わせ持つ
有難い仏様と言える。
頭上には表情の異なる頭上面が並ぶ(⑫)。特に真後ろには
人間の愚かさを嘲り笑う「暴悪大笑面」が見える。
⑨大観音左斜めから ➉大観音右斜めから
⑪左背面から ⑫表情豊かな頭上面
長谷寺式十一面観音
長谷寺式と言う通り、モデルになるのは奈良・長谷寺の十一面観音。
参拝したことある長谷寺式は下に掲載の通り。港区にある曹洞宗の
寺院、長谷寺(ちょうこくじ)の麻布大観音(⑬右)も見事。
本家本元の奈良・長谷寺像や鎌倉・長谷寺像も掲載した(⑭)。
⑬駒込大観音、麻布大観音 ⑭奈良-長谷寺、鎌倉-長谷寺
拝観を終え、昼食のお店を探し始めたところ、運よく
20名が一度に入れる店が見つかった(⑮)。3テーブル
に分かれ、ワイワイガヤガヤ、舌鼓を打った。
海鮮焼きそば(⑯)が大変美味しかった。ご参加の皆さんと
楽しいひと時を過ごした。昼食後、解散。
⑮昼食の店 「福招門」 ⑯注文した海鮮焼きそば
0 件のコメント:
コメントを投稿