梅雨入りにも関わらず、好天に恵まれ17名の皆さんが10時、高幡不動駅に集合。重要文化財の仁王門をくぐり、先ずは不動堂を参拝。読経の声が響いていた。次に目指すは奥殿。入館料を納め、寺宝の数々を堪能する。最後に、丈六の不動明王と両脇侍にご対面。暫し、その偉容に圧倒される。合掌する、素直な感じの矜羯羅童子とやんちゃな感じの制叱迦童子、共に愛嬌があり、中尊とのバランスが何とも言えない。
奥殿を出て、五重塔の下にある千体地蔵堂に入る。こちらには広い休憩所もあり、拝観後、休憩もできる。その名の通り、回り一面お地蔵さんが所狭しと並んでいた。
一番奥には、五大明王が鎮座。東南西北を護る明王について暫く歓談する。正面の彫刻も何やら物語風であった。休憩所の前には釈迦如来を中尊に、文殊菩薩、普賢菩薩が並んでいた。ここでも暫し仏像談義。
最後に、大日堂で鳴り龍天井を体感。あちこちでバン、バン叩く手の音に、龍が「うるさい」と言い出しそうだ。
五重塔を背景に記念撮影を済ませ、紫陽花鑑賞に向かう。山内八十八か所巡拝コースを逆打ちに回る。お腹も空きはじめ、ショートカットして、仁王門の近くに戻る。
最後は開運蕎麦で舌鼓。ワイワイガヤガヤ楽しい半日でした。お疲れ様!