今年5月から「花南仏像の会」講師をお引き受けしている。
この会の9月学習会が本日開かれた。8月は夏休みとなり、
今回が4回目の開催となる。
前任講師の方は、かつて大学で仏教美術をご専門と
された教授とのこと。この先生がご高齢となり、講師を
お務めになることがご無理となったようだ。
長年続いた会の存続も危ぶまれる事態となり、偶然にも、
不肖私に白羽の矢が立つこととなった。
代表幹事の竹田さんが、このブログをご覧になり、
お電話されたことが発端となる。
仏像が好きなだけで、仏教美術についての学識も、
キャリアも未熟な私に、到底務まるはずがないと
一度はお断りした。
仏像について雑談して頂くだけで良い言われ、好きな
仏像の雑談ならできると、お引き受けした次第。
「花南仏像の会」は、花小金井南公民館を会場に、
毎月1回、午前中2時間、仏像についての学習をしている。
テキストとして「副島弘道監修 仏像の楽しみ方 完全ガイド」
を使用。
また、お薦め図書として「關(せき)信子著 仏像歳時記」を
挙げている。
テキストとして使用の書籍 お薦め図書
尋ねたところ、「癒される仏」「大日如来」「聖林寺の十一面観音」
「向源寺の十一面観音」「百済観音」「慶派の仏像」
「石仏」「菩薩が好き」「歴史が好き」等々、
仏像好きなご様子が伺えた。
会員の皆さん
(7月24日撮影)
本日の学習は「菩薩や明王、天部などの役割は?」
特に観音菩薩は、菩薩に限らず、すべての仏像の中でも
極めて人気が高い。
そこで観音菩薩のルーツについてまとめたものをご紹介した。
極めて人気が高い。
そこで観音菩薩のルーツについてまとめたものをご紹介した。
観音菩薩のルーツ一覧
今日は、新規に入会の方1名と、見学者2名も
お見えになられていた。和やかなうちにあっという間の
2時間でした。
10月は「仏教と仏像はどのように日本に伝わったのか」
「東寺、大日如来で知られる〝密教″はどんなもの?」
について一緒に学びましょう。