定員60名の講座に122名の方がご応募されたとのこと。
講演会主催の阿佐谷地域区民センター協議会・進藤さんから
お話を伺った。何と有難い事か。
一方、往復はがきでお申込みされながら、ご参加できない方に
対しては、申し訳ない思いがする。
主催者のご配慮で定員枠を大幅に増やし、当選通知を発送されたそうだ。
人数が多くなったことで、後方座席の方はスクリーン下部が見づらくなった
ようだ。致し方ないこと。
後方の方々にもお楽しみ頂けるよう、気を配りながら講演会を進めた。
主催者・進藤さんのご挨拶
阿佐谷地域区民センターでの講演会も今回が3年目、7回目となる。
1年目は「仏界の相関図~序列と系列~」「仏像の特徴・見分け方」を
テーマに解説。
いわば、仏像鑑賞基礎編としてお話。
テーマに解説。
いわば、仏像鑑賞基礎編としてお話。
2年目は「奈良・京都の国宝仏」をテーマに、国宝の名品をご紹介した。
こちらは、理屈よりも名品を数多くご紹介することを主眼に、
また奈良・京都を旅行される時のご参考にとの思いで進めた。
こちらは、理屈よりも名品を数多くご紹介することを主眼に、
また奈良・京都を旅行される時のご参考にとの思いで進めた。
今回は「慈悲の顔、忿怒の顔」を眺めることから始め、
特定の仏にスポットを当てることにした。
仏教思想の根本は「慈悲」「智慧」「寛容」と心得ている。
そこで、今回は「慈悲の仏・観音菩薩」
「智慧の仏・文殊菩薩」を取り上げることとした。
特定の仏にスポットを当てることにした。
仏教思想の根本は「慈悲」「智慧」「寛容」と心得ている。
そこで、今回は「慈悲の仏・観音菩薩」
「智慧の仏・文殊菩薩」を取り上げることとした。
講演会開始直後 千手観音を解説する場面
休憩時間には、「三十三観音の意味が今日初めて分かりました」と
ご報告される方や「以前の講演会後に、京都で仏像を拝観してきました」と
お話頂く方もいた。
いつも、講演会でお見かけする方が何名もご出席。
大変に居心地の良い、優しさに
満ちた空間となっているように感じた。
終了後には数名の方からご質問があり、可能な限りのお答をさせて頂いた。
しかし、満足の行く回答とならなかったのではないか? ちょっと気掛かり。
来週は守護神の「四天王」と「密教の仏たち」を解説する予定。
「忿怒の仏・明王」にも触れたい。
それらを網羅するものとして、京都・東寺の立体曼荼羅がぴったりと思う。
皆さんのご期待にお応えできるよう精一杯努めよう。